キープレフトとは?知っておきたいキープレフトの原則の意味

キープレフトとは?知っておきたいキープレフトの原則の意味

運転免許を持っている方なら、「キープレフト」という言葉を1度は聞いたことがあると思います。このキープレフトという言葉、正しい意味をご存じでしょうか。

直訳すると「左を保つ」という意味です。「何となく意味が分かるような…分からないような…」と思う方も多いかもしれません。

キープレフトは、車を安全に運転する際のとても重要なキーワードです。今回は法律を交えて解説します。この機会にキープレフトをしっかり理解して、安全な運転を心掛けてください。

   

キープレフトは「道路交通法」で定められています

まずは、キープレフトに関する法律を確認しましょう。

道路交通法(昭和三十五年六月二十五日法律第百五号)より抜粋

(左側寄り通行等)第十八条

車両(トロリーバスを除く)は、車両通行帯の設けられた道路を通行する場合を除き、自動車及び原動機付自転車にあつては道路の左側に寄つて、軽車両にあっては道路の左側端に寄つて、それぞれ当該道路を通行しなければならない。ただし、追越しをするとき、第二十五条第二項若しくは第三十四条第二項若しくは第四項の規定により道路の中央若しくは右側端に寄るとき、又は道路の状況その他の事情によりやむを得ないときは、この限りでない。

2.車両は、前項の規定により歩道と車道の区別のない道路を通行する場合その他の場合において、歩行者の側方を通過するときは、これとの間に安全な間隔を保ち、又は徐行しなければならない。

(罰則 第二項については第百十九条第一項第二号の二〔三月以下の懲役又は五万円以下の罰金〕)  


キープレフトの原則

「法律をそのまま読むと、ちょっと難しい…」そんな方のために、少しかみくだいて解説します。 簡単に言うと、車両は道路を通行するとき道路の左側に寄って通行しなければならないという意味ですが、単に左側を通行すれば良いという意味ではありません。道路交通法で定めているキープレフトには、2通りの意味があります。

1つは、片側1車線道路の左側を通行するのはもちろん、その中でも左側部分に寄って通行する、というものです。 日本では、自動車は左側走行。歩行者は右側となっていることはご存じですよね。

つまり、お互いが左側に寄って走行することで、対向車も危険を感じることなく安全に走行することができます。 片側複数車線の場合も同様です。

もう1つのキープレフトは、自動車が通行できる車線が3つ以上設けられている道路では、最も右側の車線を追越し用車線として空け、それ以外を通行するというものです。右折や追越しが円滑に行われることで、スムーズな交通の流れを確保する効果があります。また、道路の中央付近を空けておくことで対向車との接触を防ぐ意味もあります。

高速道路の追越し車線をいつまでも走行し続けるドライバーもいますが、このようなドライバーはキープレフトの原則に沿っておらず、道路交通法で違反となってしまいます。

道路交通法の第十八条二項では、歩行者との間に安全な間隔を保つことができないときは徐行しなければならないと定められています。つまり、縁石や左白線から十分な間隔が取れずにキープレフトができない場合、歩行者の行動に突然の変化があった際に直ちに停止できるよう遅い速度で走行することが義務づけられているのです。


キープレフトを実践してみましょう!

それでは、道路の左側に寄って通行するとはどういうことか、実際に実践してみましょう。キープレフトを実践する場合、道路の縁石か左白線から50cm~1mほどの距離をとりながら走行してください。

ちなみに、免許センターによっては左側に寄りすぎると減点されることもあります。ちょうど良い間隔は70cm~80cmほどと考えると良いでしょう。

キープレフトを実践すると、左側は運転席と助手席のそれぞれからはどのように見えてどのような感覚になるのでしょうか。確かめたい場合は、実際に運転席と助手席に乗り込んで確認しましょう。運転席と助手席それぞれからの見え方や感覚の違いに驚く方も多いようです。


おわりに

キープレフトは、車も歩行者も道路を安全かつ円滑に利用できるようにと考えられた大変重要なものです。車を運転する際は常にキープレフトを心掛けてください。1人1人がキープレフトを心掛ければ、安全で円滑な交通を実現できるはずです。


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